先日「かつ丼ソース味」を食べた目黒駅近くの「かつ壱」。ソースが衣に染みこんだロースかつがキャベツの上にのっているというタイプなのですが、店を出るときに壁に「ヒレかつ丼」という張り紙があるのが目に入りました。本当に視界のスミで捉えただけなので、ソース味なのか、玉子でとじたタイプ(福井でいうところの玉かつ丼)なのかはよくわからず。ただヒレかつのソースかつ丼だとしたら、と考えると、志多美屋で育った人間としては無視できません。というわけで、目黒に仕事で出かけたときに再訪してみました。
張り紙を見てみると「ヒレかつ丼ソース味」と書かれています。さっそく注文します。1050円。ロースより150円高価です。
衣にソースが染みたひれかつが3つ。それぞれ半分にカットされています。館林のかつ将とおなじですが、かつのボリュームがすごい。かなり分厚い。
面白いと思ったのはかつとキャベツの位置関係。キャベツがのっているソースかつ丼は、たいていごはんとかつの間にキャベツが置かれているのですが、ヒレかつ丼ソース味の場合はひれかつの横に大盛りになっています。ポテトサラダものっていたので、イメージ的にはヒレかつ定食がそのまま丼に収まったという感じです。
■ごはんへのソースのかかり方
先日頼んだかつ丼ソース味は、かつとごはんの間にある大量のキャベツのおかげで、ごはんにほとんどソースが染みていなかったのですが、こちらはキャベツが横にあるため、かつがごはんに接しているので、ソースも染みこんでいます(ごはんの奥にはやっぱり海苔が入ってました)。
ただし、そのために新たな問題も発生しています。カツの横にあるのでキャベツにソースがかかってないんですよね。
今回はふつうのとんかつ定食みたいに、ソースをかけて食べましたが、どんぶりにソースをかけるのはちょっと違和感がありました。「正しい食べ方」はどうなっているのでしょうかね。キャベツにソースをかけるのが正解なのか、それとも一緒に出てきた別皿にソースを浸し、そこにかつやキャベツを付けて食べるべきなのか。でもそうすると、ソース味が濃くなりすぎそうな気がするなあ。
さらに、食べ終わってから、別の張り紙にこんなメニューを発見。かつは好きだけど、辛いのは苦手なので私は食べませんが、誰か食べてみてくれませんかね。
[2014年3月8日訪問]
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