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先日、銀座一丁目にある福井県のアンテナショップ「食の國福井館」でソースかつ丼を食べた時に見つけた「チカッペ!ソースカツカレー」なる料理。そのときにも書きましたが、かつとカレーの相性の良さは言うまでもないですし、カレーにソースをかけるという話もよく聞きます。少なくとも「ソースカツカレー」は、以前食べた「ソースカツそば」よりずっと自然な存在に感じられます。

というわけで、銀座に仕事で行ったお昼、さっそく頼んでみました。価格は750円。ちなみに「ちかっぺ」とは福井弁で「力一杯」とか「とっても」という意味らしいです(Wikipediaの「福井弁」より)。

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細かなことですが、フォークとスプーンでソースカツを食べるのは初めての体験です。


■ごはんへのソースのかかり方

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ごはんにソースがどの程度かかっていようが、となりにカレーのルーがあるわけですから、「焼け石に水」な感じはあります(笑)。あとソースカツ丼のごはんの上にらっきょうがのっていたのも、たぶん初めてじゃないかな。

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「食べ方の極意」という張り紙に「まずは、ソースカツとご飯でソースカツ丼として味わうべし」と書いてあります。

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郷に入れば郷に従え、というわけで、その通りにしてみたのですが、カツを食べてもソースが染みたごはんを食べても、もうカレーの匂いで、ソースの匂いも味も消されている感じです。改めてカレーってすごい料理だよな。

「その弍」は「次に、チカッペ!カレーの旨さを堪能すべし」。書かれているとおり、カレーとして食べてみます。まあ、私はあんまりカレーのことはよくわからないんですよね。ただ嫌いな味ではありません。

そして張り紙に書いてある通り、「最後にカレーとソースカツを混ぜて、絶妙なバランスを楽しむべし」というヤツに挑戦してみました。うーん、絶妙なバランスを楽しむには、やっぱりカレーが強い気がします。お店が描いたシナリオ通りに行かず、カレーが全部持っていった、という感じですかね。

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食べながらちょっと思ったことが一つ。

今回はかつカレーのかつが、ソースかつだったわけですが、このサイトのルール(「お店のメニューに『ソースかつ丼/ソースカツ丼』と記載されている」または「丼の上に液体もしくは半液体の調味料がかけられたかつがのっている」という条件のどちらかを満たしている)から考えると、丼の上にかつを載せてそれにカレーをかけた料理も、「ソースかつ丼」として認定することになります。岡山のデミ丼のデミグラスソースがカレーに変わっただけですからね。

「かつカレー丼」で検索をかけると、いくつか出てきます。どこかで食べてみることにしましょう。

※お店の位置などは、こちらの記事で。 

[2015年8月17日訪問]