久しぶりに会津若松の駅に降りました。
最後に会津若松駅に行ったのは2011年。震災の10日前でした。仕事で喜多方に行く途中、乗り換えの時間を潰すことになって、駅から出たのです。噂に聞く会津若松のソースかつ丼を食べようと観光案内所に行くと「ソースかつ丼マップ」がありました。「でも駅の近くにはマップに載っている店はないんです」と言われて、結局、駅前のマルモ食堂を訪ねたという展開でした。
今回はいちおう下調べをしています(笑)。5年前に観光案内所の女性が言っていたマップというのは「会津伝統ソースカツ丼の会」加盟店が作ったパンフレット。掲載されるか否かは加盟店に入っているかどうかということなのでしょう。
というわけで、会津伝統ソースカツ丼の会のホームページに載っていた店から、気になっていた「なかじま」に行っていることにします。「煮込みソースカツ丼」という料理を日本で唯一食べさせるお店だそうです。
メニューを見ると、うわさ通り、「会津ならではの『キャベツソースカツ丼』と「日本中探しても味わえないここだけの『煮込みソースカツ丼』」があるようです。
メニューを見ると、うわさ通り、「会津ならではの『キャベツソースカツ丼』と「日本中探しても味わえないここだけの『煮込みソースカツ丼』」があるようです。
ここは珍しさ優先で『煮込みソースカツ丼』を注文します。1050円。
ホームページに載っている写真を見るだけではどういうソースかつ丼かよくわからなかったのですが、「ソースで煮込んだかつを卵でとじている」ということでいいのでしょうか。
実は昔、会津若松の伝統会津ソースかつ丼の会に電話をして会津若松のソースカツ丼の特徴を聞いたことがあります。その時の答えは「自由」。店によって異なるという回答でした。たしかに、と納得させられるソースかつ丼でした。自由にもほどがあるだろう(笑)。
ただ食べてみると、これがおいしいんですよ。実は玉子とソースって相性いいんですよね。目玉焼きにソースをかける人っていますし。
■ごはんへのソースのかかり方
ソースのしみたご飯、おいしいです。
かつとご飯のあいだにあるのはキャベツではなく玉ねぎですね。
普通のカツ丼の調理方法を考えると、一般的にはキャベツではなく玉ねぎを使いますよね。そう考えると、やっぱりこれはソースかつ丼とかつ丼の中間点という料理なのでしょうか。ソースの味が染みこんだ玉ねぎもおいしかったです。
[2016年11月12日訪問]
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