新宿駅にある丼専門店です。
以前、京王線に乗ろうとして、ちょっと通路を間違えて偶然、前を通ったお店です。店頭に「とんかつと生姜焼き丼」というメニューのポスターが張ってありました。
とんかつにソースがかかっている、いわゆる「とんかつ丼的ソースかつ丼」に生姜焼きがのっている。丼の上にとんかつ以外の料理がのっているソースかつ丼といえば、なんといっても「とんかつ はしや」の「東日本橋ソースカツ丼」ですが、あっちはイカフライにエビフライと、ある意味、ミックスフライ的な方向性が感じられました。こっちはとんかつと生姜焼きですからね。「サイボーグ009VSデビルマン」(2015)的な主人公対決感があります(笑)。
ただその時は仕事に向かう途中だったので、後で出直すことにしたのですが、次に行ってみたら、「さんま蒲焼き丼」のポスターが張られていました。なるほど、ここは月限定の丼を出していて、「とんかつと生姜焼き丼」は、前月のメニューだったようです。残念。しかし、メニューをよく見ると、デフォルトのメニューに「ソースかつ丼セット」があります。
「とんかつVS生姜焼き」的なインパクトはありませんが、ソースかつ丼を名乗っている以上、ここで素通りはできません。価格は630円。
出てきたのは、カットされたロースかつがキャベツをしいた丼にのせられ、上からソースがかけられている、「とんかつ丼的ソースかつ丼」でした。セットというから、おそばがついてくるんじゃないかと思ったのですが、どうやらサラダがセット、ということのようです。桐生のソースかつ丼はサラダ付きがデフォルトという店も多いんですけどね。新宿駅という立地と630円という値段を考えると無理もないかという気にもなりますが、「セットメニュー」のカテゴリーには入れないことにします。
キャベツをしき、かつの上に万能ネギを散らしてある、ときどき駅の蕎麦屋でみかけるソースかつ丼です。かつは小ぶり。飯田橋のあずみで食べた「ヒレカツ丼」が近いかな。
ちなみにサラダはキャベツとコーン。どんぶりにもキャベツがのっているというのに、すごいキャベツ押しです(笑)。
■ごはんへのソースのかかり方
ソースはかつをのせた後にかけているようですが、キャベツを持ち上げてみると、ご飯にもしみていました。自然に染みこんだのか、事前にごはんにもかけているか。これはいつも悩むところなんだよなあ。まあ、悩んでいるのは日本で自分だけかもしれませんけど(笑)。
[2017年9月7日訪問]
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