2階の店なのですが、1階の階段前に出されているメニューに「ソースカツ丼」という文字を発見。1250円とけっこうなお値段ですが、見つけてしまった以上は入らないという選択肢はありません。
座った席にメニューは置かれていません。カウンター上に貼られたランチメニューから選ぶシステムだそうですが、そこにソースカツ丼はありませんでした。
そこで店員さんに「ソースかつ丼って、できます?」と聞いてみます。答えは「できますよ」。注文をすると、彼女は厨房に「ソース丼1つ」と元気よく。こう略すところ、多いですよね。「かつ丼」と「ソース丼」で区別しているお店。伝票にも「ソース丼」と書かれていました。
なんとなく、丼にキャベツが敷かれ、その上にカットされたロースかつがのっているタイプが出てくるんじゃないかと予想していたのですが、出てきたのはソースが染みた分厚い一口かつ3個がごはんの上にのっているソースかつ丼でした。
ソースかつ丼に味噌汁と漬物という、まさに桐生スタイル。価格だけが東京基準です(笑)。ただかつのボリュームを考えると、それなりの値段でも仕方がないかな。
かつは揚げ立てで温かくておいしいです。分厚い肉は適度の歯ごたえがあります。
衣にはしっかりソースが染みています。味は濃いんですが、ベタベタした感じはしません。こういう味付け、嫌いじゃありません。
■ごはんへのソースのかかり方
ごはんにソースをかけているというよりは、衣のソースが染みたというかたちじゃないかな。でも衣に染みたソースの量が多いからか、ごはんの中にもソースがしっかり染みていました。いや、おいしいです。
最近、食べたソースかつ丼の中では一番おいしかったんじゃないかな。こういう出会いがあるから、ソースかつ丼探しはやめられないわけで。
[2020年1月31日訪問]
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